離婚準備の専業主婦だった場合どうしたらいいの?
離婚したい理由は人それぞれだと思います。
では、専業主婦で子供がいる場合にはどう準備したらいいのでしょう?
Contents
離婚の準備をする
離婚を考えた時、1番に気になるのはお金と子供の事だと思います。
でも専業主婦をしていると自由になるお金は全くありません。
夫が預金を管理していたり妻の財布の中身まで計算する夫もいます。
共有財産は結婚後に増えた物だけなのに、結婚前に妻が貯めていた預貯金まで取り上げて共有財産として管理する夫もいます。
それではへそくりも出来ません。
でも、離婚には引っ越し費用などお金が必要です。
その場合どうしたらいいのでしょう?
へそくりを貯める
へそくりを貯める為にパートに出られればいいのですが、そのお金さえも夫が管理するからと言って取り上げられてしまう可能性もあります。
外で働くのはどうしてもナイショでは出来ません。
そこでこの方法で少しずつお金を作ります。
お金に変えられそうな物をまとめる
結婚前から持っていたアクセサリーや洋服や靴、本などの売ってお金にできそうな物をまとめておく。
物品が減った事を夫に気付かれない様に慎重にまとめましょう。
集めた物は信頼出来る人や場所に預けておくと安心です。
集めた物を売って先にお金に変える
集めた物を少しずつ持ち出して先に換金してしまう。
その場合は新しい銀行口座を作ってその口座にお金を預けておいた方が安全です。
入金した後にその通帳とカードを信頼できる人や場所に預けておきましょう。
信頼出来る人に預けた場合、信頼出来る相手でも暗証番号を教えるのはNGです。
暗証番号をメモした紙なども通帳袋に入れておかないようにしてください。
信頼していてもケジメは大事です。
預貯金の残高を確認しておく
夫が管理していても頑張って預貯金の残高を確認しておきましょう。
預貯金の残高を確認しておきたい理由は養育費や慰謝料や財産分割請求などの為です。
養育費は離婚をしたら子供が18歳になるまで子供の養育権をもたなかった親が養育をする者か子供に支払わなければならない義務があるからです。
その他にも結婚後に増えた物は共有財産になりますので離婚後に財産の分割請求が出来ます。
財産の分割請求の為にもしっかり預貯金などは把握しておきましょう。
離婚後にお金を稼ぐ為の準備をする。
専業主婦をしていて夫の収入で生活が出来ていた場合、求人情報とは無縁になっている事が多いのが実状です。
求人情報をチェックする
離婚したら住みたいと思っている地域があればその地域の求人情報をハローワークのホームページなどを利用してこまめにチェックする事をおすすめします。
今住んでいる地域で暮らす場合も求人情報はこまめにチェックしましょう。
離婚してもお金を稼ぐ事が出来なければ生活していけません。
専業主婦の場合は子供の親権問題にもかかわってきます。
最近は夫が養育費をきちんと支払わないケースもあります。
仕事は正社員ではなくパートでもいいのです。
子育てと、自分の体調を考えて仕事を探しましょう。
離婚後にもらえる市や県の手当てを調べる
離婚後、母子家庭などには母子家庭援助金や児童扶養手当など市や県で名前が違いますが助成金があります。
保険証も一人家庭医療証など色々な支援があります。
市役所や区役所のホームページなどで調べておくと安心です。
協力者を作る
信頼出来る友人や母親などの父親や夫や他の人などに口が硬く、相談や話を聞いて手伝ってくれる協力者を作りましょう。
信頼できる友人を頼る場合には夫をよく知っていて夫に友好的な相手はさけましょう。
友人を頼る場合、夫が苦手とするタイプの友人の方が頼りになります。
夫が苦手な相手なら気になる事があってもその友人に尋ねる事ができないからです。
信頼できても父親はお勧め出来ません。
父親は孫や娘の事となると頭に血が上りやすく、夫や夫の両親の所に怒鳴り込む危険性があるからです。
そうなると離婚は大騒動になってしまいますし離婚調停などになり余計にお金がかかってしまいます。
父親にも話す時はある程度へそくりが出来て実家に逃げられる状態になってからにしましょう。
その他にも信頼出来ても父親や兄弟以外の男性はさけましょう。
浮気ではないのに浮気相手として夫側に話しを作り上げられてしまう可能性があるからです。
これは絶対に避けたい事の一つです。
住む所をさがす
専業主婦は賃貸物件などの情報も無縁になっています。
離婚した後に住む地域を決めて、賃貸物件などの空き情報をこまめにチェックしておきましょう。
住む場所としては小学校や中学校の近くにアパートなどの賃貸物件が借りられると安心です。
周囲にスーパーやドラッグストア、病院など生活に必要な施設があるかないかも重要な項目の一つです。
実家に帰る
実家に帰るのもいいとおもいます。
自分の実家の側の賃貸物件を選んでもいいとは思いますが、両親に相談して実家に帰ってから体調をととのえて、その後で独立を考えるのも一つの手ではないでしょうか。
実家なら賃貸料も必要ないので仕事もじっくり腰を据えて探せます。
子供の為の準備
子供の親権は乳幼児の場合ほとんどが母親が取れる事が多いのです。
学齢期の子供は、できれば子供達に選ばせてあげて下さい。
ほとんどの子供は母親を選びます。
そこで子供の為の離婚準備です。
子供が乳幼児の場合
専業主婦をしていると幼稚園情報は周りのママ友達から聞く事が出来ますが保育園情報はなかなか入ってきません。
離婚後に住みたい地域の保育園の数をチェックしましょう。
保育園の数や情報は住みたい地域の市役所や区役所の子育て支援課に聞けば分かります。
保育園は数が少ないので入園待ちの子供達もいます。
離婚後、子育て支援課に行けば保育園の空き情報も教えてもらえます。
仕事が決まってなくても離婚して仕事探しの最中である事を説明すれば問題ありません。
入園に必要な書類と仕事探しの最中である事を証明する為の書類も子育て支援課で貰えます。
母子家庭は入園の順番を優先して貰える場合もありますので各地域の子育て支援課で聞いてみましょう。
実家に帰ってゆっくり体調を整える場合は慌てる必要はありません。
離婚後、仕事や保育園を探す間や体調を整える間、子供の面倒を見て貰えるように実家の両親にお願いしてみましょう。
子供が小学生・中学生の場合
離婚後に住みたい地域の小学校・中学校の所在地を調べましょう。
学校の所在地を調べておくと引越し先を決めるめやすにもなります。
学校を転校させる場合
小学生・中学生の子供は転校のための書類を学校から貰う必要があります。
離婚準備の段階で書類をお願いする事になるので学校長や先生方に事情を話し、離婚や転校の事が外部、特に夫と夫の両親に話さない様にお願いしましょう。
書類は引っ越しの1ヶ月くらい前から担任の先生に頼むようにします。
「在学証明」「教科書給付証明書」その書類を貰う為にはどこの市町村の小学校・中学校に転校するかを在学中の学校に伝えます。
この時点で引っ越し先の住所は決まってなくても問題はありません。
離婚後、その書類を持って引っ越し先の市役所や区役所の教育委員会へ行きます。
教育委員会で「転入学通知書」を貰えますので「在学証明」「教科書給付証明書」と一緒に書類を転入先の学校に提出します。
実家に帰る場合でも、実家が結婚後に住んでいた場所と違う地域にある場合には同じ手続きが必要になります。
実家が同じ地域にあるのなら転校手続きは必要ありません。
学校を転校させる必要がない場合
転校が必要のない同地域内の引っ越しの場合は小学校も中学校も住所変更届けを新しい住民票と一緒に学校に提出すれば問題ありません。
学校によっては住所変更届けのみ必要で、住民票は必要ない場合もあります。
住所変更届けに必要な書類の種類は担任の先生に聞いてみてください。
夫の両親と同居の場合
離婚準備の専業主婦にとって一番厄介で面倒なのは夫の両親です。
夫の両親が同居の場合には更に慎重な行動が必要になります。
離婚の準備をする内容は変わらないのですが、離婚準備をしている事を夫の両親に気付かれないようにしながら準備した物を持ち出したりしなければなりません。
夫の両親の注意をひかないように行動しましょう。
準備した物を持ち出す時に信頼出来る友人や母親に手を貸して貰うとあやしまれずに持ち出す事ができると思います。
信頼できる協力者としっかり話し合って慎重に行動しましょう。
離婚準備の専業主婦だった場合
離婚準備は専業主婦だった場合に子供がいると自分だけの準備だけでいいという訳にはいきません。
子供の事も考えねばならず離婚を考える原因も側に居て、まだまだ精神的負担をかけて来ているのです。
離婚準備は夫や夫の両親に気が付かれない様に慎重に準備して下さい。
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