女性の為の離婚準備に関する情報は多くあります。

しかも日本の離婚に関わる法律は男性に対して厳しい様です。

では、男性の場合には何をどのように離婚準備したらいいのでしょうか?

計画的な離婚のために

計画的な離婚のためには、まず「なぜ離婚をしたいのか」を自分の中でハッキリさせて下さい。

離婚理由が曖昧では確実に離婚できません。

妻の言い分に負けて離婚できないか、離婚できたとしても「訳も分からず離婚を切り出された」「そのショックにより精神的苦痛を受けた」として、良くなるまでの通院費や法外な慰謝料を請求をされる事となるでしょう。

そうならないために、離婚の理由が揺るがない程の理由である事を自分の中で確認して下さい。

計画的に離婚準備を進める為には必要な事です。

離婚の理由

離婚の理由は色々あります。

「えっそんな理由?」と思われる理由も多いようです。

・親との同居

貴方が長男や一人っ子だった場合、年齢と共に親に同居して欲しいなどの事を言われる可能性があります。

その時に妻が承諾してくれれば問題はないのですが、ほとんどの妻は承諾しないと思います。

まして、夫の両親と折り合いが悪かったりした場合には妻から離婚を言い出しかねない事象です。

・性格の不一致

よくある離婚理由の「性格の不一致」は確実に離婚できない事が多い理由の一つです。

ただ「性格が合わない」だけでは離婚の理由として弱い。

しかし「性格の不一致による精神的苦痛」は離婚理由になります。

・ご褒美浪費

衝動的な買い物が多い女性が増えています。

夫からの「ご褒美がないと頑張れない」などと言いながら、自分から自分へのご褒美が無いと「頑張る意味がない」など最近の女性に多い考え方です。

これではお金が貯まるどころかカードローンなどの借金が多くなり、その浪費癖が離婚の原因になっています。

カード利用明細や利用済みの通帳などはきちんと取っておきましょう。

・不貞行為

妻の不貞行為の場合は確実な離婚理由と言えます。

しかし、この場合も確たる証拠が無ければ負けてしまいます。

「妻が不貞行為をしてるかもしれない」ではダメです。

妻の不貞行為が理由の場合は確実な不貞行為の証拠を多く揃えましょう。

・言葉の暴力(モラハラ)

妻からの言葉の暴力(モラハラ)が原因の場合。

この場合も証拠が必要になります。

ICレコーダーなどで録音するなどの証拠集めが重要です。

・暴力(DV)

妻からのDVが離婚の理由の場合。

この場合は暴力を受けたらすぐに病院へ行きましょう。

傷やアザなどを写真に撮り、お医者様に診断書を出してもらいましょう。

証拠として診断書や写真はしっかり取っておいて下さい。

証拠

上記の理由で集めた証拠が妻に見付かってしまったら速攻で処分されてしまいます。

鍵のかかった机の引き出しの中などに仕舞うのは妻の不信感をあおるだけです。

これらの証拠は自分の実家や信頼できる場所などに保管しましょう。

この場合、親友や友達など『人』に預けるのはNGです。

親友など信頼できる人に預けるのは貴方が女性なら使える手ですが、男性の場合は『人』に預けるのは避けた方が無難です。

『人』ではすぐに証拠は見つかり処分されるでしょう。

女性に預けるのもNGです。

女性との不貞関係を作り上げられしまいます。

お金の準備

男性の場合は仕事をしている人が多いので離婚後お金に困る事は無いと思われがちですがそうではありません。

家計は妻が管理している家庭もまだまだあります。

妻に任せられる状況ではない場合には夫が家計を管理しているでしょう。

専業主夫をしている場合は家計を管理しているかもしれませんが、働いている妻が管理している場合もあります。

どちらが管理していたとしても離婚の準備にはお金が必要になります。

お金を準備していないと離婚後、困る事になりかねません。

お金を貯める

自分で預貯金を管理していたとしても、それとは別に妻にバレないようにお金を貯める必要があります。

慰謝料や子供がいれば養育費などに加えて別居などされてしまったら婚姻費用分割請求など、離婚には色々お金がかかります。

給料明細などで給料はどれくらい入ったかなどがすぐに分かってしまいます。

なので給料からの天引きなどではすぐにバレてしまいます。

専業主夫の場合は給料は妻が持ってくるのでしっかり妻が把握しているでしょう。

まず、お小遣いがあるのなら、その中から少しずつ新しく自分名義の口座を作って入金しておきましょう。

不要品や古着など微々たるものですが売るなどしてお金を作りましょう。

専業主夫なら節約してその分を貯めたりもします。

パソコンがあって使えるなら、パソコンなどでの副業も良いでしょう。

ただし、妻にバレない様にするのが1番大事です。

新しい自分名義の口座は家には置かずに、信頼できる場所に保管しましょう。

気をつける事

離婚の時に財産分割の必要があります。

この時にせっかく内緒で貯めたお金が妻にバレてしまってはせっかく別で作ったお金も財産分割の対象になります。

内緒でお金を貯める理由の一つは子供がいるなら子供の為です。

それに、貴方自身の為でもあるのです。

養育費が滞らない様にする為や、もしもの自分の医療費などのためには別にお金を用意していた方が安心だからです。

妻も内緒でお金を別に分けていると思います。

ヘソクリで「自分への御褒美」を考える女性はかなりいます。

財産を貴方が気が付かないうちに別で隠してヘソクリにしている確率が高いのです。

ヘソクリにしているならまだいい方です。

女性の中には月に一回、多い人では週に一回自分へのご褒美がないと嫌という浪費家も居ます。

お金を作ることに遠慮をしていては財産のほとんどを妻に持っていかれます。

住む所を考える

賃貸なら問題ありませんが、持ち家でローンが残っていた場合などは色々な問題が出てきます。

賃貸に住んでいるなら、離婚後に住む場所をさがしておきましょう。

家族用の賃貸は家賃が高いですし光熱費も高く付きます。

実家やワンルームアパートなど、負担にならない金額の場所を探しましょう。

しかし家事などもありますし親権が取れた場合などを考えると、子育てや家事に協力してくれる両親のいる実家が1番いいのではないかと思います。

仕事に行っている間でも子供をひとりにしないで済みます。

親権が取れた時の為の準備

男性の親権獲得率が低いとはいえ無いわけではありません。

妻の不貞行為や浪費による離婚の場合は夫が親権を持つことになる判例が多いのです。

専業主夫だった場合にも夫が親権を持った判例が多数あります。

子供が乳幼児の場合

子供が乳幼児の場合は保育園を探す必要があります。

県や市の母子家庭(父子家庭)などを支援する母子(父子)家庭援助金や児童扶養手当などの助成金も調べておきましょう。

保育園や助成金は市役所や区役所のホームページなどで調べる事ができます。

専業主夫だった方は特に助成金は必要です。

子供が小学校や中学校の場合

離婚後に住む予定の地域の小学校・中学校の所在地を調べておきましょう。

学校の所在地を調べておくと引越し先を決めるめやすに出来ます。

実家に戻る選択をする場合はよく知っていると思いますので調べる必要はありません。

転校が必要であればその為の書類なども必要になります。

転校のために必要な書類は教育委員会のホームページで調べる事ができます。

職場に離婚を知らせる準備

職場には知らせる必要がないだろうと思われるでしょうが必要です。

隠していても扶養や保険関係の書類で分かってしまいます。

分かってしまうだけならいいのですが事務手続きが二度手間になり事務から苦情が来てしまいます。

会社との余計な摩擦を防ぐためには離婚を知らせる準備をしておいてください。

まとめ

男性が離婚を考えた時に必要な準備について書いてみました。

男性は女性より離婚の時に困らないと思われがちですが違います。

男性だって困るのです。

離婚を考えているのなら尚更慎重に準備を進める必要があるのです。

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